更新日:2024年09月03日
特定外来生物の防除(駆除)について
特定外来生物とは?
特定外来生物とは、元々その地域に生育しておらず、海外から入ってきた動植物のことを指します。
その実態は、非常に繁殖力が強く、生態系などへ被害を及ぼします。
特定外来生物の種類
現在、七戸町内では「オオハンゴンソウ」「アレチウリ」「アメリカシロヒトリ」の3種類が確認されています。
オオハンゴンソウ
・キク科の多年草で、高さが最大で3mまで成長する。
・繁殖力が高く、7月~10月頃に黄色い花を咲かせる。
・人体には無害であるが、生態系に影響を及ぼす。
アレチウリ
・ウリ科の一年草で、つる性の茎をもち十数メートルまで茎が成長する。
・特徴的な葉っぱをしていて、8月~10月にかけて繁殖をする。
・人体には無害であるが、生態系に影響を及ぼす。
アメリカシロヒトリ(幼虫)
・ヒトリガ科で、成長すると白い蛾になる。
・樹木にクモの巣のようなものを作り、6月~9月頃に繁殖する。
・人体には無害であるが、生態系に影響を及ぼす。
詳しい情報が知りたい方は、下記ページをご参照ください。
特定外来生物等一覧 | 日本の外来種対策 | 外来生物法 (env.go.jp)
自宅の庭や敷地内でみつけた場合は?
ご自宅の庭や敷地内で上記の特定外来生物を見つけた場合は、繁殖を防ぐためにも、駆除にご協力ください。
【駆除方法】
・オオハンゴンソウ及びアレチウリ
1.種子ができる前に根から引き抜く。(根が残っていると再生します)
2.そのまま2、3日乾かす。
3.燃えるゴミ袋に入れて出す。
・アメリカシロヒトリ
1.幼虫や巣を見つけた場合、樹木ごと剪定はさみ等で切り落とす。
2.切り落としたものを踏むなどしたうえで燃えるゴミ袋に入れて出す。(生きている幼虫が袋から出るのを防ぐため)
Microsoft PowerPoint - オオハンゴンソウ普及啓発チラシ_220309 (env.go.jp)
上記以外にも、薬剤散布等も効果がありますので散布をする場合は、近隣環境に注意して行ってください。