位置と地勢

七戸町の位置

　七戸町は、青森県の東部に位置し、西は青森市に、南は十和田市、北東は東北町にそれぞれ接する内陸部の町となっています。
　七戸町には、国道4号が南北に縦断、394号が4号と交差して東西に横断しており、また、みちのく有料道路で青森市と結ばれているほか、主要地方道や県道が放射線状に近隣町村に延び、広域交通条件に恵まれた地域といえます。
　更に、七戸町のほぼ中央に東北新幹線七戸十和田駅設置と一般国道45号三沢～天間林間が整備されるなど交通の要衝地域となり、地理的条件から一体的な県土整備の要となります。
　地勢を概観すると、西側一体は広大な国有林野で、標高1,000mを超える八甲田山系が連なり、山麓から東に伸びる丘陵は高低差が少なく、広大な水田地帯を形成しています。

気候

　気象は、一年を通じて変化が激しく、なかでも6月、7月には霧雨を伴ったヤマセ（北東風）のため気温の低い状態が続き、夏は短く、12月から3月にかけては北西の強い季節風が吹き、曇天、降雪の日が多くなっています。
　気温は、令和元年の平均で約10.2度、最低気温は－15.0度、最高気温は34.2度を記録しています。降水量は約1,500㎜／年前後で夏季から秋季にかけて多く、春季は比較的少ない状況となっています。
　初雪は平年では11月中旬に見られ、積雪量は地域によってかなりのばらつきがあり、平坦部では40㎝から1m、地域によっては最深積雪が2mを越える内陸型の豪雪地帯といえます。

面積

　七戸町は、東西約31㎞、南北約26㎞のやや長方形状で、広さは337.23平方キロメートルの面積を有します。
　土地の利用区分を見ると、総面積の約65％が山林（219.07平方キロメートル）で占められているほか、農用地が78.65平方キロメートル、宅地が5.37平方キロメートルとなっている自然環境が豊かな地域となっています。