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認知症への不安や疑問はありませんか?

更新日:2022年04月01日

認知症への不安や疑問はありませんか?

 「もしも、身近な人や親、自分自身が認知症になってしまったら どうしよう...」、「そもそも認知症とは?」など、認知症に関する不安や疑問はありませんか?

 認知症への理解を深めることで、自分や家族、誰かの支えになれることがあるかもしれません。

 七戸町では、さまざまな認知症支援事業を実施しています。まずは関心を寄せて理解を深めること、そして、地域全体で認知症への対応力を高めましょう。

 (1)認知症について理解を深めよう。

認知症について

 認知症は特別な病気ではなく、誰にでも起こりうる脳の病気です。認知症になっても本人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域で暮らし続けることができる地域づくりのためには、地域全体が認知症に対する関心を高め、正しく理解し支え合うことが大切です。

 詳しくは広報しちのへに掲載した以下の特集や「認知症について」の記事をご覧ください。

 広報しちのへ2017 特集:認知症(前編).pdf

 広報しちのへ2017 特集:認知症(後編).pdf

全国で街頭行動や記念講演会

 世界アルツハイマーデー(921日)は、国際アルツハイマー病協会(ADI)が認知症への理解をすすめ、本人や家族への施策の充実を目的に1994年に制定。また、9月を世界アルツハイマー月間として世界各国で啓発活動を行っています。

 七戸町でも認知症の理解を促進するための啓発活動を予定しております。

相談窓口

 認知症に関することでお悩みの方や相談したい方は、介護高齢課(地域包括支援センター)にご相談ください。ロバ親~1.JPGのサムネイル画像

(2)認知症地域支援推進員を配置しました。

 町では、認知症ケア体制の強化を図るため、平成2912月に健康福祉課※(地域包括支援センター)に「認知症地域支援推進員」を配置しました。※令和4年4月1日より介護高齢課

認知症地域支援推進員の役割

認知症地域支援推進員は、次のような業務を行います。

・認知症の人やその家族の相談支援を行います。

・町民の方に身近な病気として認知症を理解していただく活動を行います。

 (認知症サポーター養成講座の開催、認知症に関する講座等)

・認知症の人やその家族が状況に応じて必要な医療や介護等のサービスが受けられるよう、医療機関等関係機関へのつなぎや連絡調整の支援を行います。

(3)認知症サポーター養成講座について 

認知症サポーターキャラバンとは...

 厚生労働省では「認知症を知り地域をつくるキャンペーン」の一環として、「認知症サポーターキャラバン」事業を実施しています。「認知症サポーター」を全国で養成し、認知症になっても安心して暮らせるまちを目指しています。

 七戸町においても、「認知症サポーター」を養成し、地域で認知症の人を支える取り組みをすすめています。

認知症サポーターとは...

 「認知症サポーター養成講座」を受講し、認知症について正しく理解し、認知症やその家族を温かく見守る人のことです。

 「認知症サポーター」になっても、特別に何かをしなければならないということはありません。認知症の人や家族の気持ちを理解しようと努め、支える、見守る「応援者」となることです。

 認知症サポーター養成講座終了後、認知症の人やその家族の応援者である証として「認知症サポーターカード」を交付します。

認知症サポーター養成講座の開催について

 町内在住・在勤の人を中心とした集まりで、10人以上の受講生が集まれば開催可能です。

 認知症サポーター養成講座修了後、認知症の人やその家族の応援者である「目印」のブレスレット(オレンジリング)を配布します。

※講座の開催を希望する場合は、会場と大まかな人数、日時を決めて1ヶ月半(45日)前までに介護高齢課(地域包括支援センター)までご連絡ください。なお、講座時間、内容は受講する方にあわせて調整可能です。興味のある方は、まずは開催のご相談から始めてみませんか。

【講座の開催(例)】

時間:90分程度

内容:

 ・認知症サポーターキャラバンとはcaravan.jpgのサムネイル画像

 ・認知症サポーターとは

 ・認知症とはどういうものか

 ・認知症の人と接するときの心がまえ

講師:認知症サポーターキャラバン キャラバン・メイト

(4)七戸町認知症初期集中支援チームを設置しました。

 認知症は早期発見と早期受診が大切です。町では、認知症の早期診断と早期対応の強化を図るため、平成2912月に健康福祉課※(地域包括支援センター)に「認知症初期集中支援チーム」を設置しました。※令和4年4月1日より介護高齢課

認知症初期集中支援チームとは・・・

 認知症サポート医と医療・介護の専門職で構成するチームです。医療職と 介護職が連携した「認知症初期集中支援チーム」が認知症を疑われる方や認知症の方およびその家族を訪問し、最長6か月を目安に早期診断・早期対応に向けた支援を行います。

対象

 在宅で生活している40歳以上の人で、認知症が疑われる人または認知症の人で次のいずれかに該当する人

・認知症疾患の診断を受けていない、または治療を中断している人

・適切な介護サービスに結びついていない人

・医療サービス、介護サービスを受けているが対応の仕方に困っている人 など

相談窓口

 認知症のサインに気づいたら早めに介護高齢課(地域包括支援センター)の認知症初期集中支援チーム員にご相談ください。認知症初期集中支援チームのチラシもご覧ください。

 認知症初期集中支援チームチラシ.pdf

(5)「お茶のみ処」(認知症ケアカフェ)を開催しています。

 町では、認知症の人、その家族、そして、すべての町民、介護に携わる専門職(支援者)が気軽に集えて元気になれる場となり、地域づくりの一助となるように「お茶のみ処」を開催しています。

知ろう・語ろう・相談しようお茶のみイラスト.pngのサムネイル画像

 例年、5月から9月:ゆうき青森農業協同組合(天間林支所:階段下プレハブ施設周辺)、スーパーカケモ七戸店(店舗正面:自動販売機周辺)の2か所で開催しています。

 どなたでも気軽に参加できます。参加費は無料で申込不要ですので、お茶を飲みながら交流してみませんか。介護や認知症に関する相談もできますので、ぜひご利用ください。

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大予防のため、活動を中止する場合があります。

 開催日時など詳しくは、介護高齢課(地域包括支援センター)にお問い合わせください。

(6)「知って安心 認知症ガイドブック(認知症ケアパス)」について

 

認知症ケアパスとは

 認知症かもしれないと不安を感じている方や認知症と診断された方、介護されている家族の方、認知症の方を支援している地域の方や専門職の方等にお読みいただくために、認知症に関する情報をまとめたものです。

 町では、認知症に関するさまざまな不安が解消されるよう、相談先、認知症の症状、家族や周囲の対応、認知症の人の状態にあわせて受けることができる医療・介護・福祉サービス等についてまとめた冊子を作成しました。

 R4.4版 ケアパス本文.pdf

R4.4版 ケアパス概略図.pdf

 

 詳しくは、介護高齢課(地域包括支援センター)の認知症地域支援推進員にお問い合わせください。

(7)若年性認知症とは?

 認知症は年齢が若くても発症することがあり、65歳未満ではあ称した場合は「若年性認知症」といいます。仕事・家事・子育て世代に発症するため、高齢者の認知症とは異なる課題を抱え、配偶者が主介護者になることも多く、本人だけでなく家族の生活にも大きな影響を及ぼすことが考えられます。若年性認知症の専門的知識や支援経験を有する「若年性認知症支援コーディネーター」が各種相談を受付けています。

 青森県若年性認知症総合支援センターは若年性認知症に関する相談窓口です。

 青森県にお住いの本人・家族、若年性認知症の方が利用する関係機関及び若年性認知症の方を雇用する企業等が相談の対象となります。

 相談は無料ですが、通信料は相談者の負担となります。

 電話相談:0178-38-1360

 メール相談:jakunen@kokorosukoyaka.org

(8)認知症の人と家族の会について

 認知症の進行に伴い、仕事や生活に支障が出てくると、日常的な支援が必要になってきます。ご家族だけで介護することにも限界があり、不安や疑問を抱えて、介護者自身が体調を崩してしまうことも考えられます。しかし、「認知症であることを周囲の人には知られたくない」という思いから、悩みを話すことができなくなってしまう場合もあります。

 一人で悩まずに、誰かと・どこかで・つながろう。

 認知症の人と家族の会は、全国に支部がある会員数約1万人の団体です。(本部は京都市。1980年結成)「認知症があっても安心して暮らせる社会」を目指し、全国各地で「家族のつどい」の開催、電話相談、会報の発行、世界アルツハイマーデー啓発活動、国・地方自治体へ向けた提言/要望活動などを行っています。青森県支部では、つどいの開催・会報の発行・電話相談・啓発活動を行っています(支部は八戸市。平成21年設立)。

  青森県支部 電話:0178-35-0930

       (相談は水曜日・金曜日の13時から15時)

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