二ツ森貝塚館で「クロモジを使ったワークショップ」
- 公開日
- 2025年07月08日
- 更新日
- 2025年07月08日
二ツ森貝塚館で、縄文時代からあった植物「クロモジを使ったワークショップ」が行われました。
クロモジは、香りが良く、殺菌作用もあるため、和ハーブや香木としても知られています。高級楊枝の材料となり、その楊枝は「黒文」字(くろもじ)」と呼ばれます。
この日のワークショップは、元教室の会場で森林浴気分を味わいながら、クロモジの枝を使って楊枝を作る体験です。製作しながら、縄文人のクロモジの活用方法を想像し、「枝にお肉を刺してバーベキュー」「香りが良いため櫛やかんざし」「歯みがきに使ったかもしれない」など会話を楽しみました。
後半には、自作の楊枝の中からお気に入りの一本を選び、和菓子とともに味わいました。
主催の二ツ森貝塚ボランティアガイドの会では、縄文や二ツ森貝塚を身近に感じてもらえるよう、さまざまなワークショップを随時開催しています。7月は苔テラリウム、8月は3色パステルアートで二ツ森貝塚を描く講座を企画しています。講座をきっかけに二ツ森貝塚へ足をお運びください。